FRONTEO(2158)は現在、自社開発の特化型AI(人工知能)「KIBIT(キビット)」について、ライフサイエンスAI分野のAI創薬支援サービス「Drug Discovery AI Factory(DDAIF)」に注力している。同サービスを活用すれば、十数年かかるといわれる創薬の標的分子の探索が劇的に短縮されるとし、実際に7月にすい臓がんの創薬標的分子候補を2日で抽出する事に成功した。今後は本格的な創薬事業に取り組んでいくとともに、さらなる新しい標的分子の発見にも力を入れる。将来的には同サービスの利用拡大により、創薬事業が日本の代表的な産業となる時代も予想されよう。