ラクーン月足は底放れ急伸後の調整良好、出直り近い、次は2000円も

  ラクーン <3031> (東マ)の月足チャートは底放れの展開となっており中期有望とみるこができる好チャートだ。   2011年5月に株式2分割、2013年5月期に株式100分割を実施、これらを修正した月足チャートでは2010年頃から2012年12月頃まで160~220円の底値モミ合いの展開だった。昨年1月に上放れ11月には993円と大きく上値を伸ばした。かつて、2006年4月に6000円台(権利修正)の高値があり上値余地は非常に大きく有望である。足元で570円台に調整となっている水準は中期スタンスでの好買い場とみられる。   今4月期の中間期業績は前年同期比4.1%増収、営業利益30.0%増益と好調だった。今4月期通期では前期比5.2~8.3%増収、営業利益21.5~27.1%増益、1株利益は22.9~24.7円の見通し。   EC事業と売掛債権保証事業の拡大に力を入れている。とくに、EC事業において主力事業である『スーパーデリバリー』において、質の高い会員小売店及び出展企業を獲得し、客単価や稼働率の向上に努めていることが寄与している。   同社は衣料・雑貨を中心に日本全国のメーカーと小売店の「流通の効率化を実現する」ことに挑戦するECビジネスのパイオニア的存在である。中間期時点での会員小売店数8448店舗、出展企業数941社、商材掲載数は41万6268点である。   一時、24ヶ月線との乖離率は150%強にまで拡大し過熱感が目立っていた。その後の調整で乖離率は80%ていどまで縮小し出直りの体制は整いつつある。   とくに、このところのマーケット人気が新興系の小型銘柄にも目が向いていることから高値に対し4割強調整となっている570円台は狙い場とみていいだろう。とくに、昨年11月には4ケタ達成がならなかっただけに出直れば4ケタ乗せから2000円を目指す展開が予想されそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ラクーン<3031>(東マ・売買単位100株)の月足チャートは底放れの展開となっており中期有望とみるこができる好チャートだ。
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2014-01-07 14:30