Ｈ株が下げをリード、香港株式市場は３日続落

　　中国内陸部Ａ株市場の大幅下げの影響を受け、香港株式市場のハンセン指数は６日に続落し、取引時間中、一時３６５日移動平均線を割り込んだ。これで、香港株式市場２０１４年年初の３取引日はすべて下落となり、累計下落幅は２．６７％だった。７日付中国証券報が伝えた。 　　この状況は内外市場の不振と密接に関わっている。一方で、内陸部Ａ株市場がＩＰＯ再開の本格化、経済成長率の鈍化、流動性逼迫の持続を背景に、３日続落となり、これと連動してＨ株も集中的な売りを浴びた。 　　他方で、２０１３年に大いに盛り上がった米株式市場が２０１４年に入ってから反落し始め、これと同時にドル指数が大きく上昇したことにより、リスク選好ムードが弱まったことが、香港株式市場の上昇を抑制した。（編集担当：陳建民）