ファルテックは訂正高相場に拍車かかる、史上最高益がプッシュ

  ファルテック <7215> (東2)の訂正高相場に拍車がかかり始めた。新年に入り2本の陽線を連続するなど、躍動感を強めてきており、昨年7月以降続いていたもみ合い上放れに進んできた。ただ、昨年の高値は3月22日の5600円。そこを基準にすれば、現在はまだやっと底値ゾーンを放れた段階に過ぎない。   配当利回り3.2%、PBR0.9倍、PER6.2倍と投資指標は割安そのもの。こうした銘柄は、ひとたび投資家の目に留まると、買いがボリュームアップに向かうケースが多い。当然,訂正高のスケールも大きくなる流れである。   今2014年3月期の9月中間決算は、売上げ360億4900万円(前年同期は未公表)、営業利益10億9100万円(同)を確保した。通期については売上げ725億円(前期比0.7%増)、営業利益36億円(同11.9%増)を見込んでいる。2012年3月期の35億7100万円を上回り過去最高となる。   同社は、自動車メーカーの製造ラインで装着されるフロントバンパーグリルなどの自動車部品、自動車販売会社で販売されているルーフレールなどの自動車用品を手掛けている。自動車部品事業では、表面処理技術・金属加工技術・モールディング技術・樹脂加工技術・電装技術・テキスタイル技術を組み合わせる複合アイデアにより様々な車両企画を提案し、自動車メーカーの開発部門に密着、新商品・新技術を提案している。グローバル提案については、営業を中心に開発・技術・生産・品質保証・コスト管理等、グループ一丸となっての提案を進めている。   現在推進中の中期経営計画では営業利益は今期の36億円から来期50億円、来々期65億円へ飛躍を続けることを目指している。訂正高相場の天井を押し上げる要因である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ファルテック<7215>(東2)の訂正高相場に拍車がかかり始めた。新年に入り2本の陽線を連続するなど、躍動感を強めてきており、昨年7月以降続いていたもみ合い上放れに進んできた。
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2014-01-08 10:00