７＆ｉＨＤが連日の新高値、今２月期３Ｑの利益拡大を好感

　　セブン＆アイ・ホールディングス <3382> が続急伸。９時１５分に２１５円高（５．１％高）の４４４０円まで買われ、連日の昨年来高値更新となった。 　　同社は７日引け後、今２月期の第３四半期業績を発表。営業収益が４兆１８６５億９８００万円（前年同期比１３．８％増）、営業利益は２４９１億４３００万円（同１５．１％増）、純利益は１２８０億１５００万円（同３２．０％増）に拡大した。 　　主力のコンビニエンス事業において、３月に初出店した四国の店舗が寄与したほか、９月までに全店に導入した入れたてコーヒー「セブンカフェ」が計画を上回る販売実績となり、１月から１２月１２日にまでに３億杯を突破したことも好調の要因となった。総合スーパー事業も業績が改善している。 　　通期の業績予想は、営業収益５兆６４００万円（前期比１３．０％増）、営業利益３４００億円（同１５．０％増）、純利益１７００億円（同２３．１％増）を据え置いており、３Ｑ時点の進ちょく率は営業収益が７４．２％、営業利益が７３．３％、純利益が７５．３％となっている。（編集担当：片岡利文）