日経平均は大幅反発、日立・三菱重が相場を牽引=長島和弘

■今日の動きから   1月8日の東京株式市場、日経平均株価は307円08銭高の1万6121円45銭と3日ぶりに大幅反発となりました。米国株高に円相場が対ユーロで143円台、対ドルで105円台と円安に推移したことを受け、主力株中心に買い直される展開へ。日経225採用で値上り銘柄数は212、値下り銘柄数は12、変わらずは1。東証1部上場値上り1581銘柄、値下り140銘柄、変わらず56。全33業種中食料品を除く32業種が値上り。TOPIXは3営業日ぶりに反発。マザーズは反発。東証REITは3営業日続落となりました。   日経平均採用銘柄では、日立 <6501> や三菱重 <7011> が相場を牽引。日経寄与度の高いファーストリテ <9983> やファナック <6954> が上昇しました。   東証1部市場では、藤倉ゴム <5121> がストップ高と買い直されたほか、古河池 <6937> が3日連続ストップ高となるなど、材料株を積極的に買い上がる動きが継続。   兼松 <8020> が連日高値と買われるなど、NISA口座開始に伴い、新株価指数「JPX日経インデックス400」構成銘柄を物色する流れも続いており、円安をフォローに全般底上げムードが強まっている。   外部環境に大きな変化が見られるまで、強含みの展開が続く可能性も出てきたようだ。(執筆者:長島和弘)
日経平均採用銘柄では、日立や三菱重が相場を牽引。日経寄与度の高いファーストリテやファナックが上昇。
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2014-01-08 15:45