スター精密、今2月期の3Q純利益は63%減

  8日引け後、スター精密 <7718> が今2月期の第3四半期業績を発表した。   売上高は298億600万円(前年同期比6.2%増)、営業利益は12億6800万円(同12.7%減)、純利益は7億9600万円(同63.3%減)となった。   工作機械事業の需要が米国市場や東アジア市場で堅調に推移。特機事業は北米や国内需要が堅調だったものの、欧州や中国では市況低迷が響いた。精密機器事業では非時計部品で自動車部品の需要が海外で落ち込み、HDD駆動装置向けも需要が減少したという。また、前期に受取保険金を特別利益として計上していたため、純利益は大幅減となっている。   同社の通期業績予想は、売上高が413億円(前期比9.1%増)、営業利益25億円(同58.3%増)、純利益は17億円(同26.1%減)の計画を据え置いているものの、3Q時点の通期予想に対する進ちょく率は、営業利益で50.7%、純利益で46.8%と低い。   スター精密の8日の終値は、12円高の1240円。同社株は昨年(13年)12月24日に昨年来高値の1264円を付けている。(編集担当:片岡利文)
8日引け後、スター精密が今2月期の第3四半期業績を発表した。
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2014-01-08 17:00