ダイセキSが昨年来高値に接近、今2月期予想を増額修正
ダイセキ環境ソリューション <1712> が急反発。午前9時16分に101円高(5.1%高)の2097円まで買われ、昨年(13年)10月23日につけた昨年来高値2107円に接近した。
同社は9日引け後に今2月期の業績予想と配当予想を修正。材料視された。
通期の業績予想については、売上高を従来予想の98億円から103億円(前期比37.1%増)に上積み。営業利益は10億900万円から12億2400万円(前期の2.1倍)に、純利益は5億4800万円から6億5700万円(同2.2倍)に増額している。
首都圏を中心に不動産の動きが活発化し、第3四半期業績が好調となったことなどを要因としており、仙台地区のがれき減容化事業の案件が終了に近づいたことも通期予想に反映したという。
今期の3Q業績は、売上高が71億8000万円(前期比25.7%増)、営業利益は7億9800万円(同79.8%増)、純利益は4億2200万円(同77.2%増)となっている。
また、同社は今期の配当予想も修正しており、期末一括配当を従来予想の6円から10円(前期は実質6円)に増額した。
なお、同社の親会社であるダイセキ <9793> も9日に今2月期の業績予想・配当予想を上方修正しており、株価は139円高(6.6%高)の2230円まで買われている。(編集担当:片岡利文)
ダイセキ環境ソリューションが急反発。
japan,company
2014-01-10 09:45