日立建機がもみあい、通期営業益達成は「簡単でない」との報道
日立建機 <6305> は22円安で寄り付いた後、すぐにプラス転換。午前9時49分に26円高の2186円まで買われたが、その後は前日終値付近でもみ合っている。
日本経済新聞が10日付で、同社の今3月期第3四半期における営業利益が、前年同期比4割増の400億円前後に拡大したもようと報じている。
同期間、国内販売は復興需要・公共投資拡大や消費増税前の駆け込み需要などで拡大。中国も回復しつつあるものの、北米やインドが低調となり、売上高は1%増程度と観測されている。一方、利益面では円安進行が大きく寄与したほか、部品調達や製造方法の見直しなどで資材費が減少したという。
また、会社計画の通期営業利益(前期比61.2%増の830億円)については、「予想達成は簡単ではない」として、中国や日本における今後の建機販売動向がポイントとなると見ている。(編集担当:片岡利文)
日立建機は22円安で寄り付いた後、すぐにプラス転換。午前9時49分に26円高の2186円まで買われ、その後も小幅高で推移している。
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2014-01-10 11:00