【今日の言葉】NN倍率が悪化、日本株のひ弱さ目立つ

  『NN倍率が悪化、日本株のひ弱さ目立つ』=直近、昨年12月のアメリカ雇用統計が前週末に発表となり新規雇用者数が10万人を下回った。これを受けて、アメリカの『株』と『ドル』が売られている。   しかし、雇用者数がこれまでの20万人前後から一気に7.4万人まで半減したことに比べるとNYダウの下げは13日(月)179ドル安とそれほど大きい下げではない。ドル相場も対円で103円前後である。記録的な大寒波による影響が雇用面に現れたものとみられ、雇用減少は一過性のことと受け止められていることがあるようだ。   また、失業率が待望の7%水準を切り6.7%と改善したことも景気の底堅さとして注目されている。アメリカは金融相場から業績相場に移ったばかりで、「移行期にはこうしたことはよく起こること」との見方もあり、アメリカの株式マーケットは景気堅調を背景に上昇基調に変わりはないということのようである。   ただ、NYダウの下げ以上に14日の日経平均は500円を超える大幅下げである。この結果、『NN倍率』(日経平均÷NYダウ)は0.94倍とこれまでの0.97倍から大幅ダウンしている。まだ、日本のマーケットのひ弱さが目立つようである。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
『NN倍率が悪化、日本株のひ弱さ目立つ』=直近、昨年12月のアメリカ雇用統計が前週末に発表となり新規雇用者数が10万人を下回った。これを受けて、アメリカの『株』と『ドル』が売られている。
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2014-01-14 14:15