日経平均は344円安、1カ月ぶり1万7000円割れ

 16日の日経平均株価は前日比344円08銭安の1万6755円32銭と大幅に続落し、終値としては11月17日以来約1カ月ぶりに1万7000円を割り込んだ。  原油安を背景に世界景気の先行き不透明感を意識したリスク回避の売りが先行。12月の中国HSBC製造業購買担当者景気指数(PMI)が49.5と好不況の判断の分かれ目となる50を7か月ぶりに下回ったことも売り要因となった。後場にやや下げ渋ったもののドル・円が117円台前半でもみ合ったこともあって積極的な買いは入らなかった。  個別では、原油安を背景にプラント事業への悪影響が懸念された日揮 <1963> などが軟調。米系証券による投資判断の引き下げが観測された岩谷産業 <8088> が下落したほか、クレディスイス証が投資判断を引き下げたイオン <8267> 、三菱UFJモルガン証が投資判断を引き下げた住友重機械工業 <6302> なども売りが優勢となった。14年12月期業績予想を下方修正したジェクシード <3719> も安い。  前日に上場3日目で初値を形成、直後にストップ高を演じ、きょうも朝方にストップ高を付けたビーロット <3452> はその後に利益確定売りが出て後場に一時ストップ安まで売られた。  半面、来春にもJAL、ANAとの共同運航を開始と報じられたスカイマーク <9204> は急伸した。自己株式取得・消却や株式分割などを発表した神戸物産 <3038> が買われ、自己株式取得を発表したフジクラ <5803> も高い。14年12月期利益予想の上方修正や自社株買いを発表したトライアイズ <4840> はストップ高を付けた。(編集担当:宮川子平)
16日の日経平均株価は前日比344円08銭安の1万6755円32銭と大幅に続落し、終値としては11月17日以来約1カ月ぶりに1万7000円を割り込んだ。
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2014-12-16 15:00