ピクセラが年初来安値、債務超過による東証2部への指定替えを嫌気

 ピクセラ <6731> が急落し、17日の年初来安値を更新。午後2時51分に16円安(13.01%安)の107円まで売られた。22日引け後に、東証1部から2部への指定替えを発表したことが悪材料視されている。指定替えは、15年2月1日を基準に行われる。  ピクセラが提出した14年9月期の有価証券報告書で、有価証券上場規定が定める「債務超過」の状態が確認されたため。上場廃止の猶予期間は、14年10月1日から15年9月30日まで。  同社はパソコン向けチューナーをはじめ、パソコンやデジタルカメラ、テレビなどを主な事業領域としてきたが、スマートフォンやタブレット端末の普及で市場が縮小したことから収益が急速に悪化した。(編集担当:松浦直角)
ピクセラが急落し、17日の年初来安値を更新。
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2014-12-24 15:00