帝人は堅調、パラキシレン生産撤退によるコスト減を材料視
帝人 <3401> は次第高の展開となり、午前9時55分には11円高(4.45%高)の258円を付けた。
20日引け後にパラキシレンの自社生産および販売を中止すると発表。減損損失約10億円が発生するが、15年3月期以降は年間で約13億円の固定費削減効果が見込んだことから、買いが優勢となった。
同社は73年(昭和48年)から松山工場で生産を継続してきたが、グローバルでの他社増産が相次ぎ、需給バランスの失調で採算性が悪化。将来的にも改善が見込めないと判断し、3月をもって自社生産を中止し、外部からの購入に切り替える。
パラキシレンはポリエステル繊維やペットボトルの基礎原料。(編集担当:宮川子平)
帝人は次第高の展開となり、午前9時55分には11円高(4.45%高)の258円を付けた。
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2014-01-21 10:15