アダストＨＤ、今２月期予想と期末配当予想を大幅減額

　アダストリアホールディングス（旧社名ポイント） <2685> が２２日引け後、今２月期の業績予想を下方修正した。 　売上高を１５７９億円から１５３５億円（前期比２６．２％増）に減額。営業利益は１０１億円から５５億円（同４３．４％減）に、純利益は４９億円から１０億円（同８１．８％減）へと大幅に引き下げられた。 　ポイントを中心に、商品企画・生産を進める過程で商品企画に混乱が生じたことや、トレンドへの対応が不十分であったことなどで、秋冬シーズン立ち上がりの商品販売が不振となり、その後は在庫削減を優先した結果、値下げロスが想定以上に拡大したという。 　また、同社は期末配当を従来予想の７０円から２５円に大幅減額。年間では７５円（前期は１２０円）に修正している。 　アダストＨＤの２２日の終値は、１５円安の３７２０円。（編集担当：片岡利文）