東海ゴム、3Q決算は21.9%の営業増益
東海ゴム工業 <5191> が27日午後1時に今3月期の第3四半期決算を発表した。
3Qの売上高は2695億4400万円(前年同期比39.2%増)、営業利益は75億5600万円(同21.9%増)、純利益は30億6900万円(同13.0%減)となった。
買収したイタリア企業やドイツ企業の業績が今期から反映されており、子会社化したブラジルの自動車用ゴム部品メーカーは3Qから連結に反映されている。セグメント別では、主力の自動車用部品部門において、買収効果などで売上高が前年同期比48.2%増と拡大したが、欧州市場の低迷や中国以外のアジア諸国での成長鈍化の影響などで、営業利益は同2.5%増にとどまっている。
通期計画については、売上高3650億円(前期比38.4%増)、営業利益130億円(同41.2%増)、純利益40億円(同33.2%増)を据え置いている。3Qの進ちょく率で見ると、売上高は73.8%、純利益は76.7%となっているものの、営業利益は58.1%とやや低い水準にある。
東海ゴムの27日の株価は、前場は売り基調で推移。後場は決算発表後に一時プラス転換したものの、すぐに小幅安水準に押し戻されている。(編集担当:片岡利文)
東海ゴム工業が27日午後1時に今3月期の第3四半期決算を発表した。
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2014-01-27 14:00