【株式市場】日経平均は大幅続落し何度か1万5000円を割るが材料株の活況高は継続

  27日後場の東京株式市場は、アルゼンチン通貨急落などに端を発した前週末からの世界市場の下落を今夜のNY株式がどのように受け止めるか見極めたい様子があり、前場に続いて東証1部の売買代金上位30銘柄はすべて下落。日経平均は400円近い下げ幅のまま何度か11月中旬以来の1万5000円割れを交えながら一進一退。ただ、円相場が対ユーロで朝方の139円台から140円台へと円安基調になったため、ソニー <6758> やキヤノン <7751> が持ち直し気味になり、大林組 <1802> はSMBC日興証券の積極評価を好感して一段ジリ高。   北興化学工業 <4992> はアルツハイマー病ワクチンの量産技術が材料視されて朝方からストップ高のまま急伸。三菱製紙 <3864> は新たなリチウムイオン電池向けセパレータ開発を材料に急伸。マクニカ <7631> は14時の9カ月決算発表を好感して急動意。スクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> は人気ゲーム「ドラクエ」シリーズを初のスマートフォン向けとした新商品の配信開始を引き続き材料視しストップ高、ドリコム <3793> (東マ)も人気ゲーム「ワンピース」シリーズの初のスマホ版を材料にストップ高。   東証1部の出来高概算は32億6479万株、売買代金は2兆8502億円。1部上場1779銘柄のうち、値上がり銘柄数は29(前引けは32)銘柄、値下がり銘柄数は1744(前引けは1735)銘柄。   また、東証33業種別指数は前引けに続き全33業種が値下がりし、値下がり率の低い業種は、水産・農林、建設、陸運、小売り、食料品、精密機器、医薬品、など。一方、値下がり率の大きい業種は、保険、鉄鋼、その他金融、不動産、証券・商品先物、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
27日後場の東京株式市場は、アルゼンチン通貨急落などに端を発した前週末からの世界市場の下落を今夜のNY株式がどのように受け止めるか見極めたい様子があり・・・。
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2014-01-27 16:00