西友:蓮根坂下店オープンにあたり、大規模アンビエント広告展開

 西友(本社・東京都北区)は「西友蓮根坂下店」(東京都板橋区)を30日にオープンするに先立って、地元の協力を得て、大規模なアンビエント広告を展開している。(画像提供:西友)  アンビエント広告とは英語の「ambient(周辺の、環境化された)」に由来する用語で、従来はメディアとして認識されていなかった建物の壁やエスカレーターやエレベーター、ベンチなどを活用する手法だ。  西友は開店プロモーション時限定の新キャラクター「Mr. Live better(ミスター リブベター)」を蓮根坂下店の開業にあたり初めて投入。「安さ」と「利便性」を表現するために基調色としてきた赤色を用いたキューブ型デザインをキャラクター化した。同社の理念である「Saving people money so they can live better.(お客様に低価格で価値あるお買い物の機会を提供し、より豊かな生活の実現に寄与する)」の実現を目指す気持ちを込めたという。  蓮根坂下店のオープンに当たっては、地域住民や近隣店舗の協力を得て、パン屋や理髪店、駐車場から一般住宅の壁面まで、地域に密着した約50カ所をメディアとして活用。掲出場所にあわせて、「Mr. Live better」が蓮根坂下店への道順をナビゲートしながら、茶目っ気たっぷりなメッセージを発信するというユニークな開店告知広告を掲出している。  さらに、姓名に「安」がつく近隣住民を公募。選ばれた家族5組に、「蓮根坂下店の『安さ』を訴求する店内ポスターやチラシに登場してもらう予定だ。蓮根坂下店は、地域の協力によって実現する「超エリア特化型のプロモーション」を展開していく考えだ。  蓮根坂下店の立地は、都営地下鉄三田線「蓮根駅」および「志村三丁目駅」から徒歩圏内。店舗周辺に集合住宅が建ち並ぶ、ファミリー層の多いエリアだ。周辺では複数のマンション建設が計画されており、今後は人口の増加が見込めるという。  同店の開店は30日午前9時。周辺の街全体を舞台にしたアンビエント広告は2月6日まで続ける。  「Mr. Live better」は蓮根坂下店のオープンを皮切りに、今後様々なプロモーションに登場する予定だ。(編集担当:中山基夫)
西友(本社・東京都北区)は「西友蓮根坂下店」(東京都板橋区)を30日にオープンするに先立って、地元の協力を得て、大規模なアンビエント広告を展開している。(画像提供:西友)
business,company
2014-01-29 11:15