日カンは一時ストップ高、業績予想の修正で営業赤字幅が縮小
日本製罐 <5905> は前場に一時50円ストップ高の151円を付けた。前場は東証2部で値上がり率トップ。28日引け後に14年3月期業績予想の上方修正を発表し、買い材料視された。売上高を53億4700万円から56億3300万円(前期比6.6%増)に修正。営業赤字は7100万円から4500万円(前期は2億500万円の赤字)に縮小し、純利益は100万円から4000万円(前期比3.1倍)に引き上げた。
主力の18L缶でラミネート缶の数量が増加した。また、美術缶は消費税引き上げ前の駆け込み需要が見込まれる。生産体制の見直しによる労務費の削減などで原価は圧縮され、積極的な経費の削減も業績に寄与した。
第3四半期の売上高は前年同期比1.0%増の41億3300万円、営業赤字は6400万円(前年同期は1億6700万円の赤字)、純利益は前年同期比31.1%減の300万円だった。(編集担当:宮川子平)
日本製罐は前場に一時50円ストップ高の151円を付けた。
japan,company
2014-01-29 12:15