【株式市場】新興国通貨の懸念後退しFOMCも織り込み感強まり日経平均は高値引け

  29日後場の東京株式市場は、トルコ中央銀行が予想を上回る大幅な利上げを決定と伝えられたため、新興国通貨に対する懸念が後退。三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> などの大手銀行株が一段高となり、上値の重さがみられた自動車株もホンダ <7267> が大引けにかけて遂に4000円台を回復など強さを増す展開。   日経平均は本日の高値引け。米国29日に結果が判明する連邦公開市場委員会(FOMC)についても昨日までの下げによって織り込んだとの見方があり、三井不動産 <8801> や大和証券グループ本社 <8601> なども堅調。電力株も首相答弁を好感し全面高。ラオックス <8202> (東2)やアルデプロ <8925> (東マ)、ユニバーサルソリューションシステムズ <3390> (JQS)などの低位株も活況高。   東証1部の出来高概算は23億6372万株、売買代金は2兆4778億円。1部上場1779銘柄のうち、値上がり銘柄数は1716(前引けは1704)銘柄、値下がり銘柄数は47(前引けは50)銘柄。   東証33業種別指数は前引けと同様すべて値上がりし、値上がり率上位は、その他金融、パルプ・紙、倉庫・運輸、非鉄金属、証券・商品先物、電力・ガス、医薬品、化学、保険、など。一方、値上がり率の低い業種は、石油・石炭、海運、情報・通信、空運、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
29日後場の東京株式市場は、トルコ中央銀行が予想を上回る大幅な利上げを決定と伝えられたため、新興国通貨に対する懸念が後退。
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2014-01-29 15:45