昭和飛がストップ高、三井造によるTOB価格にサヤ寄せ

 昭和飛行機工業 <7404> が300円ストップ高(26.8%高)の1421円で買い気配。30日引け後、三井造船 <7003> が同社に対してTOBを実施すると発表し、TOB価格にサヤ寄せする動きを見せている。  三井造船は昭和飛の株式を30.54%保有し、持分法適用会社としているが、連結子会社化することを目的にTOBを実施。TOB後も、昭和飛の上場は維持する予定としている。  買付数の下限は831万1207株(昭和飛株式の24.73%)、上限は1000万株(同29.76%)となる。応募株式数が買い付け予定数の上限を超える場合は、超える部分の買い付けなどは行われない(該当部分があん分比例される)。なお、昭和飛が保有する自己株式177万株(約5.27%)については、TOBに応募する旨で決議されているという。  TOB価格は1650円。昭和飛の30日終値1121円からは47.2%のプレミアムが上乗せされている。TOB期間は1月31日―3月17日となる。  三井造船 <7003> の31日の株価は、寄り付き直後に5円高の212円まで上昇している。(編集担当:片岡利文)
昭和飛行機工業が300円ストップ高(26.8%高)の1421円で買い気配。
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2014-01-31 10:00