イビデン急伸、3Q純利益が7.3倍に拡大し通期計画も増額

 イビデン <4062> が急伸。前場に223円高(12.8%高)の1965円まで上昇している。  同社は4日引け後に今3月期の第3四半期業績を発表、同時に通期予想を上方修正したことが材料視された。  3Qの売上高は前年同期比10.5%増の2307億4900万円、営業利益は前年同期の4.4倍となる199億4400万円、純利益は同7.3倍の165億3700万円に拡大。電子事業はパソコン用パッケージ基板の不振で売上減となったものの、セラミック事業が自動車向けの好調などで大幅増収となり、海外生産拠点における原価低減も利益増に貢献した。  同社の通期予想については、売上高を3000億円から3060億円(前期比7.0%増)に上積み。営業利益は210億円から230億円(前期の4.2倍)、純利益は130億円から155億円(同6.9倍)に増額している。  イビデンの昨年来高値は、1月16日につけた2142円。(編集担当:片岡利文)
イビデンが急伸。前場に223円高(12.8%高)の1965円まで上昇している。
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2014-02-05 11:30