ＪＩＮはストップ安、業績予想の下方修正に失望売り浴びる

　ジェイアイエヌ <3046> は売り気配で始まり、午前９時３３分に７００円ストップ安の２６４５円で寄り付いた。５日引け後に発表した１４年８月期業績予想の下方修正を嫌気した売りが殺到した。 　１４年２月中間期で売上高を１８８億円から１７８億５０００万円（前年同期比１．１％増）、営業利益を２８億５０００万円から９億円（同７７．０％減）に下方修正。通期では、売上高を４０６億円から３６６億円（前期比０．１％増）、営業利益を６８億円から２５億円（同５９．８％減）に引き下げた。 　前期に「ＪＩＮＳ　ＰＣ」が好調だった反動をカバーできない見込みで、通期の既存店増収率の見通しを１１．７％減から２２．０％減に修正。また、来期以降の長期的な成長に向けた出店を継続し、人材教育や店舗オペレーションの改善を強化。新商品開発の経費などを織り込んだ。 　期末一括配当は、従来予想の３２円から１０円（前期は４０円）に引き下げた。（編集担当：宮川子平）