鶴見製は持ち直す、今期業績予想を修正、最終増益の見通し
鶴見製作所 <6351> は1300円台半ばで推移している。後場に1300円台前半まで伸び悩んだが、10日午後2時に開示した14年3月期業績予想の修正を好感した買いが入り、持ち直しの動きをみせた。
売上高を352億円から360億円(前期比2.4%増)に上方修正。営業利益予想は従来の30億円(同3.7%増)を据え置いたが、純利益を18億円から24億円(同1.0%増)に引き上げ、増益予想に転じた。
国内で震災復興関連工事や節電・省エネ向け水中ポンプなどの需要が増加。海外でもアジア市場においてインフラ整備に伴う水中ポンプの需要が増加し、売上が堅調に推移した。営業利益は従来計画通りの着地を予想したが、円安が利益を押し上げ、経常利益や純利益は計画を上回る見込み。
第3四半期の売上高は前年同期比10.4%増の261億400万円、営業利益は同64.6%増の27億8000万円、純利益は同44.0%増の20億8400万円だった。(編集担当:宮川子平)
鶴見製作所は1300円台半ばで推移している。
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2014-02-10 14:15