ラウンドワンは急反落、特別損失の計上で最終赤字予想を下方修正

 ラウンドワン <4680> は急反落し、午前9時57分には123円安(13.30%安)の802円を付けた。10日引け後に特別損失の計上を発表。同時に14年3月期業績予想を修正したことが嫌気された。  将来売却が見込まれる固定資産について、帳簿価額と売却予定価額との差額33億800万円を第3四半期までに特別損失として計上。期末までにさらなる特別損失の発生が見込まれるという。今期の売上高予想860億円(前期比0.1%増)や、営業利益予想116億円(同0.3%増)は従来計画を据え置いたが、最終赤字予想は75億円から160億円(前期は6億100万円の黒字)に膨らんだ。  第3四半期の売上高は前年同期比2.8%減の605億8600万円、営業利益は同22.8%減の50億7600万円、最終赤字は144億2100万円(前年同期は13億1600万円の黒字)だった。  10日は1月の月次売上高も発表。ボウリング事業は減収が続いたものの、昨年(13年)11月から新料金プランを開始したことで来場者は増加し、アミューズメント、カラオケ、スポッチャは堅調に推移。既存店の総売上高は前年同月比0.6%増と2カ月連続でプラスだった。なお、1月は全111店舗が既存店に分類されている。(編集担当:宮川子平)
ラウンドワンは急反落し、午前9時57分には123円安(13.30%安)の802円を付けた。
japan,company
2014-02-12 11:15