It’s a Sony 傷ついたブランド=広木隆
ソニーがリストラ策を発表した。評価は様々である。日本経済新聞の編集委員を務める鈴木亘氏は「ソニー、遠のいた成長軌道 エレキに新たな『傷口』」という記事を書いた(2月6日付け日経電子版)。テレビ事業の分社化などを「一定の評価を獲得しそうだ」としながらも、その一方で新たな「傷口」も開きつつあると警鐘を鳴らした。
<テレビは年間の販売台数見通しを据え置いたものの、新興国通貨が対ドルで下落したことを受けて採算が悪化。電池事業では一部製品の販売低迷で321億円の減損損失を計上した。さらにはスマホの販売台数見通しを4000万台と、昨年10月時点から200万台引き下げた。景気減速や価格競争の激化でアジアや欧州での販売が想定を下回ることが響く>(前掲記事より抜粋)
今回のリストラはあくまで止血措置、という厳しい見方があるなか、鈴木氏は一歩具体的に踏み込んで、止血したはずが早くも新たな傷が開いていると指摘する。…
(執筆者:広木隆 マネックス証券チーフ・ストラテジスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ソニーがリストラ策を発表した。評価は様々である。日本経済新聞の編集委員を務める鈴木亘氏は「ソニー、遠のいた成長軌道 エレキに新たな『傷口』」という記事を書いた(2月6日付け日経電子版)。テレビ事業の分社化などを「一定の評価を獲得しそうだ」としながらも、その一方で新たな「傷口」も開きつつあると警鐘を鳴らした。
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2014-02-14 17:30