バルクホールディングスはマーケットリサーチ部門が成長エンジンに

  バルクホールディングス <2467> (名セ)が動意づいてきた。12月11日には233円と、年初来高値である4月5日の264円に接近するなど、市場の人気が高まってきている。本格的な出直り相場入りが近付きつつある感触だ。   今2014年3月期の9月中間中間決算は、売上げこそ、従来見通しの6億9000万円を下回る6億6900万円(前年同期5億1000万円))にとどまったが、営業利益は800万円の損失から300万円の黒字(同300万円)計上へ大きく好転した。   売上げついては、既存顧客及び新規顧客への積極的な営業活動、ウェブ戦略の継続的な実施を行った結果、全体としては順調に推移した。ただ、マーケティング事業の中のセールスプロモーション及び広告代理事業の受注減が響いた。営業利益については、利益率の高い案件の獲得、原価費用の内製化など事業経費の削減、その他経費効率の改善等に努めた結果、当初予想を上回った。   中間決算は順調だったものの、通期の予想については、現時点では不確定要素が多いとして、当初予想の売上げ14億3100万(前年同期比36.8%増)、営業利益2000万円(同33.5%増)の見通しを据え置いた。   中間決算で特徴的なのはインターネットリサーチを主体としたマーケティングリサーチ事業の大きな躍進だろう。当事業の売上げは2億9200万円と、前年同期の1億2300万円から急増するとともに、情報デジタルサービス事業の2億1500万円を上回り、部門別売上げトップの座に成長してきた。強力な成長エンジンの登場を得て、先行きの展開力が見直されていきそう。今3月期の後半の営業利益は1700万円と、前年同期比41.7%増と、回復感が鮮明になる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
バルクホールディングス<2467>(名セ)が動意づいてきた。12月11日には233円と、年初来高値である4月5日の264円に接近するなど、市場の人気が高まってきている。本格的な出直り相場入りが近付きつつある感触だ。
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2013-12-18 12:00