先週のスポット金、週間ベースでは7年ぶりの大幅高

 2月12日のスポット金は下落、前日比0.9%安1237.70ドル/トロイオンスで引けた、週間ベースでは7年ぶりの大幅高(+5.4%)となった。世界的な株式市場の急落やドルの下落からリスク回避動きが強まった。前日の11日は一時昨年2月6日以来、約1年ぶりの高値1262.95ドルまで買われた。  12日の欧米株式相場は反発し、米小売売上高の増加を受け市場センチメントが改善した。米商務省が発表した2016年1月の米小売売上高は前月比0.2%増、前月は0.2%増と速報値の0.1%減から上方修正された。米国の消費は引き続き力強いことが示唆されたことで、年内の利上げ実施に向けた論拠が増えた。  また、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は先週の議会証言で、金融当局はデータを注視し、緩やかに利上げしていく方針だとあらためて表明した。証言を受け、外為市場でドルは下げ幅を縮小したこともドル建ての金を圧迫した。  12日のWTI原油先物は大幅高、前日比約7.9%の29.31ドル/バレルで引けた。石油輸出国機構(OPEC)の協調減産期待を手掛かりに買い戻しが殺到し、原油先物は一時29.64ドルまで急反発した。  11日の米紙報道によると、アラブ首長国連邦(UAE)のマズルーイ・エネルギー相が、OPEC加盟国には協調減産の用意があると発言。同相はまた、非加盟国の産油量が減少傾向にある一方で需要も回復する見通しだと指摘し、年内に世界の需給は均衡するとの楽観的な見方を示した。  その他、原油価格はが前日(2月11日)に12年9カ月ぶりの安値となる26.04ドルまで下落したこともあって、売られ過ぎ感が広がっている中、米プレジデンツデーの祝日(15日)に伴う3連休を前にポジション調整の買いも見られた。(情報提供:東岳証券)(イメージ写真提供:123RF) 
2月12日のスポット金は下落、前日比0.9%安1237.70ドル/トロイオンスで引けた、週間ベースでは7年ぶりの大幅高(+5.4%)となった。(イメージ写真提供:123RF) 
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2016-02-15 12:15