韓国経済が苦境、さまざまなリスクでまさに「泣きっ面に蜂」

 世界経済をけん引してきた中国経済の成長が鈍化し、米国経済の回復も遅れるなか、韓国経済が苦境に直面している。  韓国メディアの亜洲経済の中国語電子版はこのほど、「韓国経済が数多くのリスクに直面している」と伝え、2015年から韓国は輸出が落ち込み、国内の経済も低迷しているうえ、世界の金融市場が不安定となっていることを指摘。さらには北朝鮮の核問題も加わり、「韓国経済が短期間で回復するのは困難」との見方が浮上していることを伝えた。  記事は、韓国経済が多くのリスクに直面している現状について「泣きっ面に蜂」であると表現したうえで、まず中国や日本、米国などで株価が急落し、金融市場が不安定となっていることを指摘。経済の先行きが不透明となっているとしたうえで、「世界各国は金融市場の動揺に対して有効な対策を打ち出せていない」と論じた。  さらに、韓国が直面しているリスクには「地政学上のリスクも含まれる」とし、北朝鮮が核実験を行い、長距離弾道ミサイルを発射したことなどを紹介。北朝鮮南西部の開城(ケソン)工業団地が閉鎖されたことで、韓国の金融市場はさらに打撃を受けることになったと伝えた。  また記事は原油価格の下落についても韓国経済にとってはマイナス要因であることを指摘している。韓国造船業は海洋プラントの建造で潤った時期があったものの、原油価格が下落すれば原油採掘プロジェクトも中止に追い込まれ、海洋プラントの建造も減少することになる。また、韓国は中国に大きく依存する経済構造となっていたが、中国経済の鈍化が鮮明となるなか、確かに複数のリスクに直面しており、「泣きっ面に蜂」という表現は決して大げさではない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
世界経済をけん引してきた中国経済の成長が鈍化し、米国経済の回復も遅れるなか、韓国経済が苦境に直面している。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-02-16 08:30