【本日注目の通貨ペア】豪ドル/円:続伸期待も原油相場に注意

本日公表された豪準備銀行(RBA)議事録は、「低インフレが必要に応じて緩和余地を与える可能性」としつつも「豪ドル安が国内生産需要を支援した」「豪ドル安がインフレ圧力を若干高めている」などとして、追加利下げの可能性が低い事を窺わせる内容であった。世界的に株価が戻り歩調となる中、豪ドル/円が物色されやすい地合いは整ったと言えそうで、欧米市場でもリスク選好ムードが続けば、83円台の回復が視野に入る。2月の下げ幅の61.8%戻しにあたる82.910円前後は十分に射程圏内だろう。
ただし、協調減産への期待から大きく上昇している原油相場の動向は気がかりだ。本日はサウジアラビア石油相とロシアエネルギー相が非公式に会談を行う予定だが、過去におけるこの種の協議の結果に照らせば、協調減産への期待が先行し過ぎていると言わざるを得ない。協議が不調に終われば欧米株式市場にもマイナスの影響が及ぶ公算が大きく、豪ドル/円の重石となりそうだ。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
豪ドル/円はアジア市場中、日経平均が堅調に推移し、安寄りした上海総合指数が下げ幅圧縮に動く中で円売り・豪ドル買いとなり、一目均衡表(日足)の転換線(執筆時点:81.306円)を突破した。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-02-16 18:15