今週の為替相場見通し(2016年2月22日~)=為替王

 「1ドル=113円~112円台へと円高が進むことは避けられない」。 今月は、この円高予想がズバリ的中。円高ターゲットに到達した後の先週は、反発したり、反落したりの保ち合い局面に入っています。さて、今週の見通しですが、メインシナリオは、この保ち合いが継続。つまり、先々週の安値(終値で112円台、最安値は111円近辺)を割れない程度に踏ん張ることが期待されます。先日の安値を割れない限りは、特に問題はないのですが、世界の諸々のリスクを反映して、先日の安値圏を完全に割り込む展開になった場合。かなりまずいです。ブログではチャート分析により、年始から2016年は「年内に最大1ドル=105円あたりへ円高が進む可能性がある」と、思い切った円高予想を掲げてきました。その予想はまったく変わらないのですが、もっと何カ月も時間をかけて進むと想定していたのが、上述の展開になった場合、「今年中」ではなくて、「今年度中」に、105円台へ到達するという、おそろしいリスクシナリオが浮上します。どちらかというと、前者(保ち合い継続)の確率が高いと見ていますが、万が一のリスクシナリオも、一応、頭に入れておきたいといった状況だと思います。  先々週は、米ドル円が予想通り急落した後、先週は、ユーロ円について急落リスクを警告してきました。予想通り、先週はどんどん年初来安値を更新して、1ユーロ=125円台まで下がってきました。今週以降の短期的な見通しとしましては、ユーロ米ドル相場は最大1.09台突入する可能性があり、ユーロ円は引き続き、123円~121円前後へ下落する余地があるのではないかと見ています。  豪ドル円については、先週、私のチャート分析において、あとわずかのところで上昇に転換せず、反落してしまいました。方向性は下向きで、先々週に記録した安値、すなわち1豪ドル=78円近辺まで今回の反落が続く可能性がありそうです。  世界の相場の全体像としては、株価が(NYダウも日経平均も)、先週の反発基調が継続しているので、為替だけ、今すぐ上記の極端なリスクシナリオに突入する確率は低いと思っているのですが、為替相場についても、今週は、先々週の安値圏を完全に割れない程度に踏ん張って持ちこたえることを期待しながらも、もしかすると、底割れして今月前半に続く第二弾の暴落リスクがすぐまたやってくるリスクも一応気にしておきたいかなというところです。(執筆者:為替王)
「1ドル=113円~112円台へと円高が進むことは避けられない」。 今月は、この円高予想がズバリ的中。円高ターゲットに到達した後の先週は、反発したり、反落したりの保ち合い局面に入っています。
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2016-02-22 09:45