現代自の世界シェアが低下した理由「中国市場での準備不足が原因」

韓国の自動車メーカーである現代自動車と傘下の起亜自動車の2015年における世界販売台数は776万台に達した。世界の自動車販売台数が8910万台だったことから、現代自動車および起亜の世界シェアは8.7%となったが、前年比でみると0.1%低下した。
中国メディアの環球網は、現代自動車の15年における世界シェアが低下した背景には中国をはじめとする新興国での販売低迷があると主張し、15年に現代自動車は中国市場で販売台数を7%も減らしたことを紹介した。
記事は、15年に続いて16年も現代自動車の中国市場における状況は「理想的ではない」とし、16年1月の中国での販売台数は前年比27.2%減と大きく落ち込んでいることを紹介。さらに現代自動車が中国で不調な背景には、中低速ながらも安定した成長を意味する「新常態」の時代に対する「準備不足」があると指摘した。
さらに、「研究開発の取り組みの遅れ」があるとし、研究開発費に多額の資金を投下してきた自動車メーカーほど、市場拡大のペースが鈍化した中国でも安定した販売を維持していると指摘。また、現代自動車は新モデルを投入後も旧モデルの販売を続けていたことを指摘し、「新旧の車種を同時に販売することは、市場に対して製品や技術力が欠けている印象をあたえる」と論じた。
また記事は、現在の中国自動車市場は「国外で売れた車種にちょっと手を加えて投入すれば成功できる市場ではない」と指摘し、現代自動車が中国で挽回するためには研究開発に力を入れ、中国市場の真のニーズを把握し、ニーズに合致した車を投入する必要があると論じた。現代自動車とは対照的に、15年から日系車は中国で好調な販売を維持しているが、これは中国人消費者の需要に応じた車種の投入など、市場の変化にうまく適応した結果といえるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
韓国の自動車メーカーである現代自動車と傘下の起亜自動車の2015年における世界販売台数は776万台に達した。世界の自動車販売台数が8910万台だったことから、現代自動車および起亜の世界シェアは8.7%となったが、前年比でみると0.1%低下した。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-02-25 08:30