日経平均は大幅続伸、ファナックが上場来高値更新=長島和弘

  12月18日の東京株式市場、日経平均株価は309円17銭高の1万5587円80銭と大幅続伸となりました。米国の量的金融緩和の縮小開始は織り込み済みとの見方が強まり、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に見切り発車的な動きとなった。日経225採用で値上り銘柄数は207、値下り銘柄数は14、変わらずは4。東証1部上場値上り1148銘柄、値下り469銘柄、変わらず155。全33業種中水産・農林業を除く32業種が値上り。TOPIXも続伸。マザーズも続伸。東証REITは7営業日ぶりに反発となりました。   日経平均採用銘柄では、寄与度の高いファーストリテ <9983> 、ソフトバンク <9984> などが上昇したほか、ファナック <6954> が5月23日につけた上場来の高値を更新。富士通 <6702> が11年3月以来の500円台回復、5月23日につけた年初来の高値496円更新するなどした。   久しぶりに高値を更新する銘柄が出てきており、税率10%の年内の利益確定売りも峠を越した感がある。円相場が落ち着けば、全般底上げムードが一段と強まる可能性もありそうだ。(執筆者:長島和弘)
久しぶりに高値を更新する銘柄が出てきており、税率10%の年内の利益確定売りも峠を越した感がある。円相場が落ち着けば、全般底上げムードが一段と強まる可能性もありそうだ。
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2013-12-18 16:30