【本日注目の通貨ペア】米ドル/円:次なる方向感は

足元のドル/円は、111円ちょうど前後を底値に反発するも114円台には乗せられずに112円台へ押し戻されるなど方向感を模索中だ。目先の注目材料は、主要国株価や原油相場のほか、本日発表される米2月ISM製造業景況指数や、米大統領候補者選びのヤマ場となる「スーパーチューズデー」の結果であり、これらがドル/円に方向感をもたらすか注目される。
米2月ISM製造業景況指数は事前予想によれば48.5と1月(48.2)から小幅に改善する見込みだが、好不調の分岐点である50.0を上回らない限りポジティブサプライズには繋がりにくい。基調的に原油安やドル高が続く中では、製造業の景況感が上ブレする公算は小さいように思われる。
また、「スーパーチューズデー」の大勢は日本時間2日の午前から午後にかけて判明する見通しだ。共和党がトランプ候補、民主党はクリントン候補が優勢という順当な結果なら、いずれの候補も円安誘導に批判的な発言をしているだけに、ドル/円の上昇は望み薄だろう。円安への反応があるとすれば、共和党の指名候補者争いで若手のルビオ氏が大きく巻き返した場合に限られそうだ。
こうしてみると、ドル/円が114円の壁を突破して次のステージに移行するには、かなりの高いハードルを越えなければならないという事になる。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
足元のドル/円は、111円ちょうど前後を底値に反発するも114円台には乗せられずに112円台へ押し戻されるなど方向感を模索中だ。
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2016-03-01 18:00