日本車がターボ避けてきたのは「安全最優先」の思想だから=中国メディア

 中国メディアの捜狐はこのほど、日本の自動車メーカーが直噴ターボエンジンを使いたがらない理由は、安全最優先の考えがあるからだと主張する記事を掲載した。  記事は、自動車用ターボエンジンはまずレーシングカーなどが採用したと紹介。中国ではターボエンジンに魅了されている人が多く、「ターボでなければ、高い技術が込められていないエンジン」とまでターボエンジンを好む風潮があると指摘。  記事は続けて「ターボエンジンには安全上のリスクもある」と主張。ターボエンジンでは部品の一部が極めて高温になるためで、米国ブランドの自動車では、1000馬力を出している時に摂氏1600度が計測されたという。  そのため、ターボエンジンの場合、エンジンルームに油漏れがあったとすると、瞬間的に燃え出したり爆発するリスクが高まるという。  中国では実際に、ターボエンジンを搭載した自動車が軽い追突事故を起こしたところ、爆発を起こて乗っていた人が死亡した事例があるという。  記事は、日本企業にターボエンジンの技術がないわけではないと説明。自動車用ターボの最も核心的な技術は米国企業が開発したが、現在では三菱(三菱重工業)とIHIが生産していると説明した。 ********** ◆解説◆  上記記事が、どこまで事実を把握して論じているかには疑問が残るが、日本人や日本企業に対する「好印象」が背景にあると解釈してよいだろう。  中国ではこのところ、日本製品の大きな特徴は「人性(レンシン)」との評価が、以前以上に高まっている。「人性」は日本語の「人間性」に相当する言葉で、「日本製品は使う人のことを徹底的に考えて作られている」との評価だ。  上記記事は、日本企業にはターボエンジンを作る技術があるのに、自動車メーカーが使いたがらないのは、「利用者にとって安全リスクが高まるのを嫌がったから」と主張した。やはり「日本製品には『人性』がある」との考えにもとづく意見と言ってよい。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの捜狐はこのほど、日本の自動車メーカーが直噴ターボエンジンを使いたがらない理由は、安全最優先の考えがあるからだと主張する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-03-08 10:00