わが国は太陽光発電分野で、どれほど日本に差をつけられているのか=中国メディア

 中国の非鉄金属関連メディア・中国有色網は10日、「われわれは日本からどれほど遠く劣っているのか」として日本と中国の太陽光発電普及に向けた取り組みを比較する記事を掲載した。  記事は、土地が狭く資源が少ないため大部分のエネルギーを輸入に頼っている日本では、太陽エネルギーの研究や利用が「われわれの想像を遥かに超えるほど」進んでいるとし、2005年末現在で世界の太陽エネルギー市場の44%を占める発電量を誇るという日本の関連機関によるデータを紹介した。  そして、日本では1994年から太陽光発電に対する補助金制度がスタートし、2012年には太陽エネルギーを含む再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度をスタートさせたと説明する一方、中国では国ではなく各省市による発電補助や電力回収を行っているに過ぎないとした。  また、技術面でも中国は日本よりはるかに遅れているとし、直流を交流に変換するパワーコンディショナーの伝送効率が96%に達している日本の技術に対して、中国の技術では85%前後とより大きな伝送損失が生じていると解説。さらに、日本の分散型発電ユニットの80%が個人の住宅に設置されており、これも世界をリードしている一方、中国では「論じるまでもない」と評した。  記事は最後に、「原子力エネルギーに比べ、太陽エネルギーは世界的な分布が最も広く、最も安全で、いくら使っても尽きない無害なエネルギーだ」としたうえで、中国の太陽エネルギー産業が急発展し「真の意味でより多くの市民の間で利益がシェアできるようになることを望む」と結んだ。  東日本大震災の発生から5年が経った。それ以前から太陽光エネルギーの利用促進は行われてきたが、原発事故によって原子力エネルギーの安全性が大きな議論を呼んだことで、太陽光をはじめとする再生可能エネルギーの有効利用に対する声がさらに高まったことは間違いない。中国では石炭に依存したエネルギー利用からの脱却が重要課題となっている。互いに切磋琢磨することで、より地球にやさしいエネルギー利用が進むことを願いたい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国の非鉄金属関連メディア・中国有色網は10日、「われわれは日本からどれほど遠く劣っているのか」として日本と中国の太陽光発電普及に向けた取り組みを比較する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-03-14 01:15