【本日注目の通貨ペア】米ドル/円:FOMCのFF金利見通しが鍵

本日は米国の経済イベントラッシュだ。経済指標も重要なものが多い。しかし、最も重要なのが米連邦公開市場委員会(FOMC)関連である。今回、市場の大勢は政策金利が据え置かれると見ており、関心は声明文や経済・金利見通し、イエレンFRB議長の会見内容に集まっている。
まずは、声明文と同時に発表される経済・金利見通しのうち、FF金利の見通しが注目されよう。昨年12月時点のFF金利見通しによると、2016年末までに4回分の利上げを見込んでいた。しかし、1回めの利上げタイミングとされていた今回のFOMCでの利上げがすでに困難な中で、この見通しが下方修正される事は必至。ただし、この下方修正がどの程度入るかは、市場でも見方が分かれている。
市場では昨日時点で1回の利上げを4割弱、2回の利上げを3割弱、3回の利上げを1割強程度見込む動きとなっている。1回程度の利上げ見通しとなれば、2-3回を見込んでいた向きが急激に見方を修正する中でドル売りが強まると考えられる。ただし、遅いペースでの利上げを好感してNYダウ平均が上昇すれば、ドル/円は一時的に下げても切り返す可能性がある。
一方、FOMCの金利見通しが3回の利上げを見込むものとなれば、急激にドル高が進むだろう。しかし、想定よりも早いペースの利上げを嫌気してNYダウ平均が急落すれば、ドル/円相場には下押し圧力となりそうだ。また、金利見通し発表から30分後に始まるイエレンFRB議長の会見内容も、為替相場に影響すると見られ、どのような結果になってもドル/円は荒れる可能性が高いと言える。取引する場合は柔軟な姿勢が求められよう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)。
本日は米国の経済イベントラッシュだ。経済指標も重要なものが多い。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-03-16 20:15