「異彩を放った」韓国の自動車市場、なぜ成長を実現できたのか=中国

 経済低迷の影響を受け、2015年の世界自動車市場の販売台数の伸びは前年比1%増にとどまったが、韓国の自動車市場は例外であり、好調な販売を記録した。中国メディアの中国商務新聞網はこのほど、「韓国自動車市場はいかにして巻き返しを実現したか」と題して、韓国での販売が好調である理由を分析する記事を掲載した。  記事は、15年における世界の自動車市場における新車販売台数は、前年比でわずか1%増だったことを指摘する一方、韓国自動車産業協会の発表を引用し、韓国国内では販売台数が183万台に達し、前年比10.3%増と2ケタ増となったことを紹介。  販売台数世界2位である米国の前年比5.9%増や、9.4%減だった3位の日本、7年間首位を保っている中国の4.7%増と比べても、韓国市場が唯一と言って良いほどの「異彩を放った」ことが見て取れる。  では、世界的に不振だった自動車市場のなかで、韓国が好調だったのはなぜだろうか。その理由の1つに、韓国政府による「消費税率の引き下げなどの内需拡大政策」があるという。また、自動車メーカーが技術向上を図り、15年に多くの新型車を投入したこと、大幅な割引や家電、旅行のプレゼントなどの方法で国内販売に力を入れたことが功を奏したという。  韓国国内の自動車市場では好調だった韓国自動車メーカーだが、国外では中国自動車市場の減速などの影響によって苦戦を強いられている。記事は、16年2月における韓国自動車メーカーの国外での新車販売台数は前年比4.4%減となったことを伝え、「韓国自動車メーカーの競争力は近年、明らかに向上している」としながらも、日米欧のメーカーに比べるとまだまだ脆弱だと指摘した。  一方で記事は、韓国政府が実施した優遇措置は減速傾向にある中国市場にとって参考とすべき点であると指摘。16年は中国自動車市場はさらに減速する可能性も指摘されており、中国政府の内需拡大に向けた政策に対して期待を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
経済低迷の影響を受け、2015年の世界自動車市場の販売台数の伸びは前年比1%増にとどまったが、韓国の自動車市場は例外であり、好調な販売を記録した。中国メディアの中国商務新聞網はこのほど、「韓国自動車市場はいかにして巻き返しを実現したか」と題して、韓国での販売が好調である理由を分析する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-03-19 23:00