瓦解そして四面楚歌・・・韓国造船メーカーが日中に追い上げられ焦り

韓国の造船業の世界市場における地位が急速に低下している。韓国メディアの亜洲経済の中国語電子版はこのほど、サムスン重工業、現代重工業、大宇造船海洋という韓国の3大造船メーカーの世界市場における支配構造が瓦解しつつあると伝えた。
韓国の3大造船メーカーは2015年、約8兆ウォン(約7710億円)の赤字を計上したが、記事は韓国の造船メーカーが苦境に直面している間に日本と中国の造船メーカーが業績を伸ばしたと伝えつつ、「韓国造船業はまさに四面楚歌の状況に陥っている」と論じた。
続けて、英国の造船・海運調査会社のクラークソンがまとめたデータとして、現代重工業および大宇造船海洋の16年2月末時点における船舶手持ち工事量はそれぞれ882万5000CGT(標準貨物船換算トン数)、844CGT(標準貨物船換算トン数)で、世界1位、2位だったと指摘。一方、日本の今治造船は696万CGTでサムスン重工業を抜いて世界3位となったと紹介した。
さらに記事は、5-6年前は韓国の3大造船メーカーが世界の受注量の約7割を獲得していたと指摘する一方で、近年は中国と日本のメーカーがシェアを高めていると指摘。特に日本の造船メーカーは構造改革によって自社の競争力を高めており、「一気に韓国を抜き去ろうという勢いだ」と警戒感を示した。
また、中国企業の急成長についても不安を吐露し、「中国の造船メーカーは中国政府の支持のもとで安定して受注を重ねている」と伝え、日本の造船メーカーと同様に中国の造船メーカーが船舶手持ち工事量で世界トップ3に上り詰めるのも時間の問題だと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
韓国の造船業の世界市場における地位が急速に低下している。韓国メディアの亜洲経済の中国語電子版はこのほど、サムスン重工業、現代重工業、大宇造船海洋という韓国の3大造船メーカーの世界市場における支配構造が瓦解しつつあると伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-03-22 09:00