日系車が華麗な逆襲!侵食され続けたシェアを回復させた理由=中国

 全体的に元気のなかった2015年の中国自動車市場において、日系車は比較的好調な販売を記録した。中国メディアの蓋世汽車網はこのほど、中国市場における日系車のシェア率の変動について分析する記事を掲載した。  15年における中国自動車市場において日系自動車メーカーは17.23%のシェアを獲得した。14年と比較すると0.2ポイント増加だ。記事は、中国自動車市場における日系車のシェアは、08年に30.17%でピークに達したものの、「栄光はただの一瞬」で、その後は「ジェットコースターで降りるように」シェアが減少を続けたことを指摘。  08年以降に日系車のシェアが急激に低下したのは、尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題など、日系車をめぐる外部環境が劇的に悪化したことが要因の1つだ。そのため、15年にシェアが増加したことは「シェアが低下し続けていた日系メーカーにとっては大きな意義がある」ことだ。  中国自動車市場を国別シェアで見てみると、順位がめまぐるしく変化していることが分かる。02年にドイツ系は約40%ものシェアを獲得しており、日系メーカーは当時15%程度だったものの、05年にはドイツ系は20%を下回る水準までシェアを落とした。日系や韓国系がシェアを侵食したことが原因で、日系は08年に国別で1位のシェアを獲得したがその後は急落。韓国系や米国系にシェアを侵食されてしまった。  記事は、15年に日系メーカーのシェアが回復したのはSUV車の貢献が大きいと指摘。「真に日系メーカーを救ったのは小型車ではなくSUV車だ」と紹介しているが、事実、08年以降に日系各メーカーのシェアに対する貢献度合いで、SUV車の割合は年々上昇し続けており、中国で近年、人気が高まっているSUV車を積極的に投入したことが日系車の復活につながったと言えるだろう。08年以降に苦汁をなめさせられた日系車の逆襲が16年もこのまま続くのか、注目したいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
全体的に元気のなかった2015年の中国自動車市場において、日系車は比較的好調な販売を記録した。中国メディアの蓋世汽車網はこのほど、中国市場における日系車のシェア率の変動について分析する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-03-27 22:45