新幹線と中国高速鉄道の受注競争、スペインも名乗り上げる?=中国

 日本と中国が世界各国の高速鉄道市場で受注を競っていることは周知のとおりだが、中国メディアの一財網はこのほど、高速鉄道市場における日本と中国の対立構造に「スペインも割って入るかもしれない」と伝えている。  記事は、 スペイン国鉄(レンフェ)のCEOがこのほど、同社の業績が黒字転換したことを発表したと紹介する一方、「レンフェは大きなチャンスを目の前にしており、世界の鉄道運行会社になれるチャンスだ」と述べ、世界の高速鉄道市場の受注競争に加わることに前向きな見解を示したことを紹介した。  欧州債務危機によってスペイン経済は大きく衰退し、13年には欧州で史上最悪の事故の1つである79人が死亡する高速鉄道脱線事故も発生。レンフェの業績も急激に悪化したが、スペイン経済の回復やレンフェの業務改革によって業績は急回復した。  記事は、レンフェのCEOの見解として「現在の高速鉄道市場をリードするのは日本と中国の企業だ」と指摘する一方、高速鉄道に関する技術を持つ国は世界でもごく少数であり、スペインはその少数の国の1つであると主張。米コンサルティング会社の予測によれば、2019年には世界の高速鉄道市場の規模は1330億ドル(約14兆9404億円)に達する見込みで、この巨大なパイをめぐる競争にレンフェも参入する可能性があることを指摘した。  スペインの高速鉄道システム「AVE(アベ)」が高速鉄道の受注競争に加わることは、日中両国にとってライバルが増えることを意味する。各国の高速鉄道というインフラ市場をめぐる競争はいよいよ激化することになりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
日本と中国が世界各国の高速鉄道市場で受注を競っていることは周知のとおりだが、中国メディアの一財網はこのほど、高速鉄道市場における日本と中国の対立構造に「スペインも割って入るかもしれない」と伝えている。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-03-30 19:00