かつての日本のようだ・・・世界中で資産を買い漁る中国は「リスク?」

1980年代に日本がバブルに沸いていたころ、日本企業は世界各地で企業やランドマークの買収を展開した。バブル崩壊によって日本企業が買収した資産は二束三文で手放さざるを得なかったが、中国メディアの参考消息はこのほど、ドイツメディアが「現在の中国は80年代の日本にそっくりだ」と報じたことを伝えた。
記事は、中国企業が近年、米国企業の買収に乗り出すケースが相次いでいることを紹介し、その事例の1つとして中国の安邦保険集団が米国のホテル大手、スターウッド・ホテルズ・アンド・リゾーツ・ワールドワイドの買収に名乗りを挙げたことを紹介。
安邦保険は結局、スターウッドの買収を断念したものの、マリオット・インターナショナルによる提案に対して買収合戦を仕掛け、マリオット・インターナショナルが提示した額を上回る価格を提示し続けたことを紹介した。さらに、安邦保険は2015年にニューヨークの老舗高級ホテルであるウォルドーフ・アストリアを買収していることを指摘したうえで、こうした一連の動きは「まさに80年代の日本を連想させる」と論じた。
日本企業もバブル当時に米国で買収劇を繰り広げたことを紹介し、中国資本が現在、世界中で企業買収を繰り返していることを指摘。買収のターゲットにはドイツや欧州の企業のほか、世界中の土地が含まれるとしたほか、アフリカではインフラ投資を積極化していることを指摘した。
日本企業の買収劇はバブル崩壊とともに終焉を迎えたが、中国企業が世界中で資産を買い漁る動きはいつか終わるのだろうか。記事は、終焉については指摘していないものの、今後も中国企業の買収が続けば「大きな問題に発展するだろう」と主張。中国政府は国内市場を外国企業に完全に開放していないうえに、中国企業は買収によって技術を獲得しており、それによって西側諸国の長期的な競争力が削られていると指摘、こうしたリスクは今なお排除されていない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
1980年代に日本がバブルに沸いていたころ、日本企業は世界各地で企業やランドマークの買収を展開した。バブル崩壊によって日本企業が買収した資産は二束三文で手放さざるを得なかったが、中国メディアの参考消息はこのほど、ドイツメディアが「現在の中国は80年代の日本にそっくりだ」と報じたことを伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-04-04 10:15