だから中国人は日本を訪れる・・・自販機文化が象徴する「利便性」

日中関係を「悪い」と考える中国人あるいは日本人は少なくない。それでも多くの中国人が日本に旅行に出かけるのはなぜだろうか。中国メディアの中華新網はこのほど、中国人旅行客を引き寄せる秘密は、日本の自動販売機文化が象徴するところの「利便性」にあると論じている。
日本の言論NPOと中国国際出版物集団が実施した「第11回日中共同世論調査」によれば、中国人に対する印象を「良くない」とした日本人は88.8%、また日本人に対する印象を「良くない」とした中国人は78.3%だった。しかし2015年に日本を訪れた中国人の数は前年比107.3%増の約499万人に達したことからも分かるとおり、非常に多くの中国人が日本に旅行に訪れている。
記事は両国民を互いに遠ざける感情が働いているにもかかわらず、一体何が中国人を日本へと引き寄せているのか、理由を分析している。その1つの理由として真面目に仕事に取り組む日本人の態度があると指摘。例えば観光バスの運転手は、あまり好きではない中国人観光客に対してもふさわしい礼儀を示すと説明。仕事において偏見なく人に接する態度が中国人観光客を引き寄せる力になっているという見方を示している。
さらに中国人を日本へ引き寄せる強力な力について記事は、日本の自動販売機文化が象徴するところの「利便性」を指摘。中国にも自動販売機は存在するが、地方都市の街角にはほとんど見当たらない。しかし日本の街角には飲料水や食品の自動販売機があふれている。消費者の利便性を考え抜き、それを実現する日本人の特長が日本の自動販売機文化に象徴されており、それが中国人を引き寄せる強力な力になっていると記事は分析している。
また記事は東京駅の「TOKYO STATION CITY」を紹介、これは北京にある巨大ショッピングモールNew Yansha(金源燕莎商城)を千代田区の地下に丸ごと運んだようなショッピングセンターであり、東京駅を利用する若い女性たちが「手ぶら」でここを通り過ぎることはないと説明。いわゆる駅ナカの商業施設についても消費者の利便性を考え抜いた日本の事例の1つであると記事は指摘、日本の至るところに見られる「利便性」が中国人を強力に引き寄せていると記事は論じている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)flamiaki8/123RF.COM)
日中関係を「悪い」と考える中国人あるいは日本人は少なくない。それでも多くの中国人が日本に旅行に出かけるのはなぜだろうか。中国メディアの中華新網はこのほど、中国人旅行客を引き寄せる秘密は、日本の自動販売機文化が象徴するところの「利便性」にあると論じている。(イメージ写真提供:(C)flamiaki8/123RF.COM)
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2016-04-04 16:30