中国人の爆買いは近いうちに終わる?それでも日本企業が中国企業の脅威なワケ

爆買いという言葉が流行語大賞に選ばれたことからも分かるとおり、2015年は中国人旅行客による爆買いに大きな注目が集まった年だった。景気回復が遅れる日本において、中国人旅行客が高額な商品をいとも簡単に大量買いする様子は、日本人に大きな驚きをもたらした。中国人旅行客の旺盛な消費いによって、一部のメーカーや商業施設の業績が拡大するなど、爆買いは日本に大きな経済効果をもたらしたといえる。16年に入り、中国人旅行客の爆買いに陰りが見られるという報道もあるなか、今後は爆買いが大きく変化するかもしれない。
中国メディアの中国商務新聞網はこのほど、日本企業が続々と中国国内の大手通販サイトに出店しており、中国人消費者はわざわざ日本を訪れなくても中国のネット上で日本の製品を購入できるようになっていることを伝えている。
記事は、日本企業がインターネットを通じた中国進出を加速させていると伝え、中国人消費者はモノを買うだけでなく、アフターサービスも中国にいながらにして受けることができるようになっていると指摘し、日用品から食品、精密機器まであらゆる日本製品がネットで購入できるようになっていると報じた。
今後、日本を訪れて日本製品を爆買いする中国人消費者は減少していくのだろうか。記事は中国の南開大学日本研究院の関係者の話として、「中国人がわざわざ日本を訪れて爆買いするのは正常な現象とは言えず、越境ECで中国人消費者のニーズを満たせていなかったために起きた現象」と指摘した。
越境ECとは国境を超えた電子商取引を指す。経済成長によって中国が豊かになり、中国人消費者の所得が向上するにつれ、中国の人びとは質の高い生活を求め始めている。買い物の利便性を考えた時、今後は日本を訪れての爆買いではなく、中国国内にいながら注文し、日本から取り寄せるような越境ECが中心となっていく可能性が高いことを示唆した。
また記事は、日本の大手企業が相次いで中国の通販サイトに出店していることを紹介、こうした動きは中国の消費者にとってはメリットであると指摘する一方、中国企業にとっては脅威にほかならないと指摘。中国人消費者のニーズが年々高度化するなかで、中国企業では消費者のニーズを満たすことができず、インターネットを通じて中国市場に進出する日本企業は脅威であると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
爆買いという言葉が流行語大賞に選ばれたことからも分かるとおり、2015年は中国人旅行客による爆買いに大きな注目が集まった年だった。景気回復が遅れる日本において、中国人旅行客が高額な商品をいとも簡単に大量買いする様子は、日本人に大きな驚きをもたらした。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-04-05 12:45