【本日注目の通貨ペア】米ドル/円:110円割れで下落に弾み

 ドル/円は、本日の東京市場で2014年10月30日以来の安値となる108.70円台まで下落した。米利上げ先送り観測によるドル安基調が底流にあるとはいえ、足元の動きは明らかに円高が主導している。市場は、110円ちょうどを政府・日銀の防衛ラインと考えていたフシがあるが、これを割り込んだにもかかわらず当局者らの円高牽制のトーンが上がらない事で投機筋の円買いに拍車が掛かったようだ。当局の監視が届きにくい欧米市場では、さらに円買い・ドル売りが強まる事も考えられる。  もっとも、投機筋にしてみれば介入警戒感の後退以外に円買いに動く強い根拠がある訳ではなかろう。そうした中でひとたび買い戻しの機運が高まれば、110円ちょうど付近まではあっさり反発する可能性もある。株式市場、債券市場、商品市場、米経済指標、要人発言など、各方位にアンテナを張った上で取引に参加する事が肝要だろう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
ドル/円は、本日の東京市場で2014年10月30日以来の安値となる108.70円台まで下落した。(イメージ写真提供:123RF)
economic,gaitamedotcom,fxExchange
2016-04-07 19:00