やっぱり日本で治療したい!中国人富裕層が日本で医療サービスを受ける理由

日本は世界有数の長寿国だ。厚生労働省によれば、2014年における日本人女性の平均寿命は86.83歳で世界一であり、男性は80.50歳で世界3位だった。平均寿命が伸びることは社会保障費を圧迫するという一面はあるものの、世界的に「日本の医療水準は高い」というイメージにもつながっているようだ。
中国人はもともと健康意識が高い国民性と言えるが、近年は食の安全問題などもあって、さらに健康に対する関心が高まっている。中国メディアの捜狐はこのほど、医療サービスを受けることを目的に日本を訪れる中国人富裕層が増えていると伝え、理由を考察する記事を掲載した。
記事はまず、日本人の平均寿命の長さを指摘したうえで、日本は名実ともに「長寿大国である」と紹介。日本人が長寿であるという事実が、中国においては「医療水準の高さ」を示すブランドにつながっているとの見方を示し、実際に日本は世界的にも医療水準が高いことを指摘した。
特にガン治療においては、早期発見に関する技術力、医療従事者の能力の高さなどを指摘したうえで、日本のガン治療は世界最先端の水準にあると紹介。それでいて、日本の医療費は先進国のなかでは低いほうであり、一部の手術は米国の10分の1の金額で受けられると紹介、こうした点が評価され、中国の富裕層は医療サービスを受けに日本を訪れているのだと指摘した。
また記事は、日本は世界でも治安の良い国であり、公共交通機関も発達しているため、中国人にとって医療サービスを受けている合間に観光や買い物をするうえで便利だと指摘。地理的に中国からも近く、食べ物も安全であるうえに、医療従事者も礼儀正しく、快適であると指摘、「中国人にとって日本は医療観光で訪れるのに最適な国だ」と論じた。
北京市や上海市など、中国の大都市における大気汚染の深刻さは日本でも広く知られている。中国・北京市では過去10年間で肺ガンの患者が43%増加したほか、北京市腫瘤防治研究弁公室(腫瘍予防治療研究事務室)などによると、中国全土で見た場合は「10秒に1人の割合でガン患者が見つかる」状態だという。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
日本は世界有数の長寿国だ。厚生労働省によれば、2014年における日本人女性の平均寿命は86.83歳で世界一であり、男性は80.50歳で世界3位だった。平均寿命が伸びることは社会保障費を圧迫するという一面はあるものの、世界的に「日本の医療水準は高い」というイメージにもつながっているようだ。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-04-11 09:15