なぜだ!日系車を購入する中国人が「減るどころか、増え続けるワケ」

 中国自動車市場で日系車の販売が好調だ。中国メディアの盖世汽車によれば、2016年3月にトヨタの販売台数は前年同月比40.6%増と大幅に増加したほか、ホンダは同14.7%増となった。  日系車はかつて日中関係の冷え込みや歴史問題、領土をめぐる対立によって中国で苦戦を強いられた時期もあったが、もはやそうした苦戦は完全に過去のものになった。中国メディアの今日頭条はこのほど、中国で日系車を購入する消費者が増える一方なのはなぜなのかと疑問を投げかける記事を掲載した。  記事は、数年前の話として、日系車の販売状況は「大敗」という表現がもっとも適切な時期もあったとしながらも、ここ1-2年の日系車はすさまじい回復ぶりを見せていることを指摘。中国自動車市場の成長が鈍化傾向にあるなかで、日系車は好調を維持し続けていると伝えた。  続けて、日系車を選択する消費者が増えているのは、販売を減少させてきた日中関係の冷え込みや領土をめぐる対立といった要素の影響が薄れたためであると指摘。喉元すぎれば熱さ忘れるといった感がある中国市場において、「中国人の消費が日増しに理性的となっているという表現が適切」と論じた。  中国は世界最大の自動車市場であると同時に、世界中のメーカーが進出していることから競争が極めて熾烈な市場だ。また、中国経済が急激に発展しているように、中国は市場の変化も日本とは比較にならないほど速い。かつてはセダンが好まれた中国市場だが、近年はSUVやミニバンのような車種に人気が集まっている。日系メーカーは好調なSUV市場で販売を伸ばしており、中国人の消費が理性的になったことのほかに、市場の変化に対する日系メーカーの機動的な動きが奏功したと言えよう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国自動車市場で日系車の販売が好調だ。中国メディアの盖世汽車によれば、2016年3月にトヨタの販売台数は前年同月比40.6%増と大幅に増加したほか、ホンダは同14.7%増となった。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-04-11 09:45