飛行機も大砲も造れない?中国は日本の工作機械が必須という話は本当?

中国はこれまで世界の工場として、ありとあらゆる製品を生産し、世界中に製品を輸出してきた。こうした工場に導入されている工作機械や産業用ロボットのなかには、日本企業の機械も多いという。視点を変えれば、日本企業の工作機械やロボットが中国の世界の工場として地位を支えていたとも言える。
また、中国の兵器や中国メーカーのスマートフォンなどにも、日本の製品が搭載されているという報道も見られる。グローバル化が進むなかでは当然のことなのだが、中国も日本もそれだけお互いに密接に結びついているということだ。
中国メディアの捜狐はこのほど、日本のある経済学者から「中国の未来は日本や米国の手中にある」という声があがったことを紹介し、「中国は日本の工作機械がなければ飛行機も大砲も造れないというのは本当か?」と疑問を投げかけた。
記事は、日本は鉄鋼、自動車、造船、電機、原子力など、工業分野における技術力は極めて高いと指摘し、「人材も豊富でマネジメントも優れており、製品の品質も高い」と主張。日本の工業力は世界一流の水準であると認めつつも、中国も着実に工業力を高めており、「単に組み立てを行い、輸出していただけの時代とは比べ物にならないほど実力が向上した」と主張した。
さらに、ドイツに工業機械の輸出に成功したとおり、中国はもはや工業分野における後進国ではないと主張。日本企業の工作機械がなくとも、中国の製造業は十分に成り立つとの主張を展開した。中国企業の技術力が近年、向上しているのは誰もが認めるところだが、中国ではボールペンすら重要な部品は輸入に頼っているのが現実であり、果たして日本やドイツと同等の水準にまで至っているかは疑問を禁じ得ないところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国はこれまで世界の工場として、ありとあらゆる製品を生産し、世界中に製品を輸出してきた。こうした工場に導入されている工作機械や産業用ロボットのなかには、日本企業の機械も多いという。視点を変えれば、日本企業の工作機械やロボットが中国の世界の工場として地位を支えていたとも言える。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-04-11 11:00