[ベトナム株]私立病院の3分の2が採算取れず

ベトナム私立病院協会によると、ベトナム全国には180か所の私立病院があるが、その3分の2は患者を集めることができず、採算が取れていない状況だ。公立病院には患者が殺到し、常に飽和状態となっているのに対し、私立病院の病床利用率は約50~60%に留まっているという。
ホーチミン市内には44か所の私立病院があり、全国の私立病院数の24%を占めている。このうち4か所は2014年及び2015年に新たに設立されたもので、いずれも「4~5つ星ホテル」並みの設備を整える大型総合病院の事業モデルを取っている。
近年、ベトナムの私立病院数は急増しているが、その大半はまだ評価されていない。危険な疾患となれば、ベトナム人はバックマイ病院(ハノイ市)やチョーライ病院(ホーチミン市)など、歴史も長い中央レベルの公立病院で治療・診断を受ける傾向が強い。
このほか、私立病院が困難に陥っている原因として、立地条件が良くないことや料金が高いことなどが挙げられる。なお、政府開発援助(ODA)による融資を受けられるのは公立病院のみで、私立病院は対象外となっている。また、私立病院の多くは病床数が100床未満で、低利融資の対象になっていないのが現状だ。(情報提供:VERAC)
ベトナム私立病院協会によると、ベトナム全国には180か所の私立病院があるが、その3分の2は患者を集めることができず、採算が取れていない状況だ。公立病院には患者が殺到し、常に飽和状態となっているのに対し、私立病院の病床利用率は約50~60%に留まっているという。
Economic
2016-04-11 17:30