北京の不動産価格が下落するはずない!総楽観の現在はまるでかつての日本のよう=中国

中国で不動産バブルが生じていると言われて久しい。バブル崩壊を警戒する声はかねてから根強く存在するが、現時点ではまだ不動産バブルは崩壊していない。
しかし、中国の不動産市場が不健全であることは否定のしようがない事実だ。中国各地には誰も住んでいないマンションやテナントの入っていない商業施設が数多く存在するほか、内モンゴル自治区オルドス市をはじめ、マンション群全体が廃墟と化したゴーストタウンのような街も存在する。
中国メディアの投資者網はこのほど、中国でも「北京や上海の不動産価格が下落するはずがない」などと、まことしやかに囁かれていることを指摘し、まるで往年の日本のようだと警戒する記事を掲載した。
記事は、日本でもかつて「東京の地価やマンションの価格が下落するはずがない」と言われていたことを紹介しつつ、バブル崩壊直前まで地価が上昇し続けていたことを指摘。現在の中国はまさにかつての日本のような「強気」な言葉が蔓延していることを指摘したうえで、総楽観の状況に警戒心を示した。
日本もかつて資産バブルを経験した。株価や不動産価格が上昇し、土地が限られている東京において、地価が下落するはずがないなどとする「土地神話」もあった。しかし、こうした土地神話は見事に崩壊し、バブル崩壊とともに地価や不動産価格は暴落、銀行から資金を借りて投資を行っていた企業や人は巨額の負債を抱え込むこととなり、日本経済にも大きな爪痕が残った。
中国の不動産バブルはまだ弾けていないが、在庫は着実に積み上がっており、外部から見る限りではとても楽観視できない状況にある。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国で不動産バブルが生じていると言われて久しい。バブル崩壊を警戒する声はかねてから根強く存在するが、現時点ではまだ不動産バブルは崩壊していない。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-04-13 21:45