【本日注目の通貨ペア】カナダドル/円:窓埋めの反発はあるか

17日、産油国会合にイランの石油相が参加せず、サウジアラビアがイラン抜きでの増産凍結合意を拒否した事から、協議は6月の会合にまで持ち越される事となった。週明けのNY原油価格は下落し、これを受けて産油国通貨であるカナダドルも下落。さらに、ルー米財務長官が「最近の円高にも関わらず為替市場は穏やか」として、円売り介入を暗にけん制した事が円買い要因となった事で、カナダ/円にはより下押し圧力が強まる形となった。
週明けの寄り付き時点でカナダ/円は一目均衡表(日足)の雲の中まで下げ、その後も雲の中での推移となっている。欧州・米国市場で原油安が一服して戻りを試す流れになれば、資源国通貨安の流れも落ち着き、寄り付き時点であけた窓を埋めに行く形でカナダ/円が反発する可能性はある。しかし、比較的合意期待が強かった産油国会合が決裂してしまった失望感をすぐに拭い去る事はそれほど簡単ではなさそうだ。カナダ/円は大きく切り返すよりは、一旦はもう少し下値を切り下げる方が可能性としては高いと認識しておくべきかもしれない。その場合、まずは雲の下限(執筆時点:82.989円)が最初の下値目途となろう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF)
17日、産油国会合にイランの石油相が参加せず、サウジアラビアがイラン抜きでの増産凍結合意を拒否した事から、協議は6月の会合にまで持ち越される事となった。(イメージ写真提供:123RF)
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2016-04-18 18:30